「八百万の神様」と言いますが八百万のうち何人の神様の名前を言えますか?
私は13人でした、どうもエンジニアの吉舌です。
つい先日日課のネットサーフィンをしていたところ面白いお寺を見つけたので、色々なお寺のサイト巡りをしてしまいました。
お寺にご縁があまりない私ですが、近頃の神社やお寺の凄さに気付いたのでいくつかご紹介します。
1. 彼岸寺
こちらが前述の面白いお寺です。
仏教なうや仏コラムなどなど、堅苦しい書き方をしていないせいで思わずクリックしてしまいそうになりませんか?
サイト内でも「彼岸寺は誰もが、一人ひとりの仏教をのびのびと語り、共有できる、そんなお寺です。」と書いているように、仏教にあまり馴染みがない人でも読みやすいコラムが多数あったり、仏教関係の講演会等の情報が分かりやすくまとめられています。
様々な書き手の方々が、読む人にとって分かりやすいように仏教の教えや私たちが知らないことを教えてくれるこちらのwebサイト。
忙しい日々に疲れた人は心を休めるために訪れてみてはいかがでしょうか。
2. 曹洞宗瓦谷山 真光寺
千葉県袖ヶ浦市にあります曹洞宗のお寺「真光寺」さんです。
鮮やかでありながら子供っぽさを感じさせない上品なメニューが目を引きます。
また、サイドにあるメニューにカーソルを載せた時の挙動もシンプルですが味があります。
真光寺さんの「自然にいきる。自然にかえる。」の考えの通りメインビジュアルに緑が多い写真や青空や水が写る写真を用い、各ページでの配色も自然が感じられます。
粗を探すとすれば、ブログ部分の写真と背景が似たような色味となってしまうのでやや見辛いといった点でしょうか。
この部分は白い背景色でも良いかもしれませんね。
3. 真言宗犬鳴派大本山 犬鳴山七宝瀧寺
続いてのお寺は大阪府泉佐野市にありますお寺、「犬鳴山七宝瀧寺」さんです。
こちらのお寺では瀧修行の修行体験を行うことができるようですが、HPの注意事項に掲載されているように中途半端な気持ちで臨むのはやめましょう。
このサイトでもお寺周辺の自然を活かしたビジュアル重視の写真が多いですね。やはりサイトを通じてお寺周りの自然を感じてもらいたいという気持ちの表れなのでしょうか。
4. 太宰府天満宮
こちらは有名な福岡県太宰府市にあります「太宰府天満宮」さんのサイトです。
初詣には日本全国からなんと200万人以上の参詣者があるそうです。
学問・至誠・厄除けの神様として有名な菅原道真公を祀っているので、私が見た2018年2月27日時点ではトップページに「学業祈願をご希望の方へ」という案内がありました。
受験シーズンは受験者の親御さんたちが子どもの合格を祈って合格祈願のお守りやお札を買うのでしょう。
神様に頼むだけでは物事はうまく進みませんが、最後の一押しは神様にお祈りをしたいですよね。
各ページのコンテンツがすぐに表示されるのではなくディレイ表示されるので、ふんわりとした柔らかい印象を受けます。
また、こちらのサイトの特徴はページ上部に「foreign language」という海外の方向けページが用意されているところでしょう。
英語ページを用意するのは珍しくありませんが、神社やお寺のサイトでありながら用意しているところはまだ少ないのではないでしょうか。
5. 遠江國一宮 小國神社
最後にご紹介するのが静岡県周智郡森町にあります「小國神社」さんのサイトです。
ページが読み込まれた際画面いっぱいに広がるイメージが印象的です。
また、画面をスクロールした際にタイトルの背景がさり気なくパララックスになっていたり、各セクションの名称がサイドに追従していたり(なんとこれもパララックス)と実におしゃれな造りになっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?お寺や神社など古臭いと思っていた人は多いのではないでしょうか。
そんなことはありません!今や神社やお寺もおしゃれであったり、参詣者の利便性向上の為にサイト整備を行っていたりとウェブの利用を進めているようです。
この機会に是非一度、神社仏閣のサイト巡りをしてみてはいかがでしょうか。