効果を見込めるウェブサイトをつくるには? デザインコンセプト設計の基本

効果を見込めるウェブサイトをつくるには? デザインコンセプト設計の基本
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ウェブサイトとしての成果を上げる、クライアントの要望を形にする—
この「デザインする」という作業は、デザイナーによって作り出されるデザインは十人十色、絶対的な正解があるというわけでもない、とても難しくもあり、やりがいのある仕事だと個人的には思っています。
そんな難しくもある「デザイン」ですが、そのプロジェクトではどうデザインをしてくのかという指針を示すことでプロジェクトの方向性を定めていくことは可能です。
そこで今回はデザインコンセプトを設計する意味、役割や作り方などについてまとめてみました。

デザインコンセプトとは

デザインコンセプトとは「誰に何を伝えるためのデザインなのか」ということを定める指針・指標のことを指します。
このデザインコンセプトを制作に関わるメンバーで共有、認識しておくことでデザインの方向性の軸をぶらすことなく確定させていくためのものです。

デザインコンセプトの必要性

デザインコンセプトがなぜ必要なのかというと、コンセプトを定めることで明確な目標を設定することができるようになるからです。
目標を設定することで見せ方(ブランディングにもつながる)だったり、修正が必要になった場合にどう直すべきかという基準が定めやすくなるなどデザインの軸をぶらすことなく作業を進行することができるようになるからです。

①デザインの一貫性を保つ

全体の一貫性が保たれていないデザインは散漫な印象になり、信頼感の薄い印象を持たれてしまいます。

②デザインに対する説得力

コンセプトのない場当たり的なデザインではどうしても薄っぺらく、部分部分で違和感を感じたりなど、残念な印象を持たれることになってしまいます。
対して軸があるデザインは全体の一貫性があり、違和感が出ることがないのでクライアントやユーザーに与える説得力が違います。

③競合他社との差別化

どんな会社やサービスでも独自のアピールポイントというものが存在します。
そこを強みとしてアピールするにはどのようなデザインが最適なのかを考えていく必要があります。

これらのポイントを明確にし、デザインを制作する上での手がかりとするためにもデザインコンセプトを決めておく必要があるのです。

デザインコンセプトの決め方、手順

では実際にデザインコンセプトを決めていくにはどういったポイントを押さえておけばいいのでしょうか。
最低限押さえておきたいポイントを3つほどご紹介します。

①ウェブサイトの印象を決める

そのウェブサイトをどういう印象でアピールしていきたいのかを決めます。
かっこいい、かわいい、ポップ、クールなどその会社やサービスの内容に合う印象を決定していきます。

②ペルソナを設定する

そのウェブサイトを主に閲覧するであろうユーザーはどのような年齢層なのか、男性なのか、女性なのか、成人なのか、学生なのか…など出来るだけターゲットを絞ったペルソナを設定しておくことでデザインの方向性を決めやすくなります。

③オリジナリティ

そのプロジェクト独自のオリジナリティはデザインするためには大切で必要な要素です。
その会社やサービスじゃなければできないこと、伝えられないことなどをデザインに盛り込む必要があります。

まとめ

このようにデザインコンセプトはそのプロジェクトの根幹を確定する大切な要素となります。
ここで紹介しきれないくらい細かな工程、要素などもありますが、この記事からデザインコンセプトを設計するうえでのヒントを見つけ出していただければ幸いです。
株式会社12Gridではウェブサイト制作のご依頼、サイトリニューアルしたいなどデザインに関する依頼先を探している方のご相談をお待ちしております。
御社に最適なウェブサイトをご提案させていただきます。

 

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