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[第一回]Instagram APIの審査、承認までの流れ

Date
2018.2.20
Category
DEVELOPMENT

こんにちは、12grid岡本です。 今回は社内でフレッシュな話題のInstagram APIの利用審査についてです。

API の利用に承認が必要になって1年が経過しましたが、弊社では昨年申請を行い審査を通過しました。(一昨年一度落ちましたが...) こちらの利用申請、実働サイトが必要なこともあり、新規で承認まで持っていくのは噂通りハードルが高いです。 興味のある方、これから取得を考えている方、または申請を諦めてしまった方々へ、申請の実例をまじえて簡単にまとめてみたいと思います。

    InstagramAPIの利用制限とは

    http://developers.instagram.com/を見ると次のユースケースに沿うこと、とあります。

    • 個人が第三者のアプリと自分のコンテンツを共有するのに役立つアプリ。
    • ブランドと広告主が視聴者とメディアの権利を理解し管理するのを支援するアプリ。
    • 放送事業者や出版社がコンテンツを発見し、メディアへのデジタル権利を取得し、メディアを適切な帰属関係で共有するためのアプリ。

    何に使うか明示できないような人には好き勝手に拾わせないそうです。 アカウント取得時点ではサンドボックスモード(SandBox)になります。 (抜粋内容は2017.2 時点の内容になります。以下同様)

    SandBoxとは

    https://www.instagram.com/developer/sandbox

    • 利用範囲は10ユーザーに制限されます
    • 取得対象は、指定した10人のユーザーと最新の投稿20件に制限されます
    • API通信制限は1時間あたり500件に制限されます

    個人および小規模なコーポレートサイトであればこちらで充分ですが、基本的にはテスト開発のモードです。

    承認されると何ができるのか

    https://www.instagram.com/developer/authorization

    • basic -自身のプロフィールと投稿の参照
    • public_content - 全てのユーザの投稿の参照
    • follower_list - フォロワーとそれに関連するユーザーリストの参照
    • comment - コメントの投稿/削除
    • relationships - アカウントのフォロー/解除
    • likes - いいねの登録/解除

    一概に承認といってもスコープで分けられており、申請時には「どのスコープを利用したいのか」を明確にする必要があります。 Instagram API の申請者の大多数が求めるのは「public_content」でしょうか。

    https://www.instagram.com/developer/limits/ちなみにAPIレートの制限は10倍の1時間あたり5000件になります。

    審査に必要なもの

    審査には次のようなものが必要になります。

    • ユースケースに沿ったAPI利用が行われている公開サイト
    • ユースケースに沿っている事が確認できる説明用の動画
    • ユースケースに沿っている事が記載された申請時の英文 (Google先生がいてほんと助かります)

    これを要約すると、Sandboxで開発したのち「こんな使い方してるから○○のスコープを承認してください。」という内容をWebSite、動画、文面で用意します。

    え、ここまで用意してだめだったら作り損? ・・・はい、そうなんです。

    承認されないケース

    Scopesと合わせて記載されています。

    • Widget Installs →簡易利用はSandBox制限内で。
    • One-off Projects →一度限りの利用はNG。
    • Content Display for Personal Website →個人利用はSandBoxの制限内で。

    結構曖昧な内容で、私は解釈に戸惑ったのですが「SandBoxでは達成できない理由を明確にし、ユースケースに沿ったものを開示せよ」と捉えていいと思います。 弊社が一度落ちたのは恐らく3つ目の理由でした。

    • SandBoxゆえに自社のアカウントからテストデータを集め
    • 自社のWebSiteにデモページを作成
    • 申請動画は、特に加工もせず画面を操作してる流れのみ
    • 英語に堪能ではないため、更に申請英文も簡単に済ませる

    という申請で見事に却下されました。こうして振り返ると当然ですね… 「それ自社の投稿を自社のサイトに乗せてる典型的なSandBox利用だからダメだって書いてるだろ!」ってとこでしょうか。如何なるときも5W1Hは基本ですね。 ちなみに「恐らく」と書いたのは、承認、却下のメールは来ません。 NGの場合は自己判断です。

    申請コスト、利用コスト

    いずれもありません。 ...ありませんが、通過する保障もない申請のためにかなりの準備が必要です。 利用目的や申請するスコープに応じてデモ開発すべきものも変わってきますので一概には言えませんが、ゼロから始める場合は少なくとも1週間程度の作業(人的コストは数十万~)は覚悟しましょう。 弊社の場合、取得データに関して少々複雑な取り扱いをすることもあり、業務の合間をみつつ数か月かけて準備をおこないました。

    まとめ

    いかがだったでしょうか。 APIの利用に関して敷居が高くなったと言われる通りなかなか面倒です。 それでもSEは求められたらやるしかないんだ!という方に向け、次回は実際の申請準備~手順を説明していきます。

    [第二回]Instagram APIの審査、承認までの流れ はこちら

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    Writer
    OKAMOTO

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